ストレスを自己治癒力でなおす仕組み

[taiki](深澤)
 
ユグラボでは、フードサイコロジーというサービスを提供させて頂いているけれど、最近、この流れが少しずつ変わってきた。
 
初めは、食で体をケアし自己治癒力を高め、心のケアに役立てようと考えていたのだけど、ライフマネジメント的に使って人生そのものの流れを変えるような方向に変化してきた。
そもそも、フードサイコロジー自体は、最初、自分が食養の事をし始めた時に、困った事をお伝えしようという取り組みだった。
 

不食で、食の認識が変わる

例えば、最近では、不食の人も出てきていて、「食べる食」が人の全てでないことが少しずつ、知られてきたが、食養をやり始めると、食の素晴らしさを目の当たりにし、さらに実践すると劇的な変化も実感するので、食に対する信仰(僕の場合は、思い上がりだったけれど。。。)が強くなるというか、見識を見失ってしまう事がある。ある意味とても、religiousになってしまうこともある。自分自身も、13年前に食養に手を出して、数年でそのスパイラルにはまった。。。。
 
当時、それを助けてくれたのは言語学だったんだけれど、今回は置いておくとして、その時、どの療法がいいのか迷うようになってしまった。食だけを気をつけても、社会の毒にまみれたら一瞬にしてまた体調が戻るし、どうしたら継続的で生活に馴染んだ食生活ができるのかというジレンマに陥った(特に当時学生だったから、食養を実践すること自体が、周囲の流れに逆らうような食生活だった。。。)。
 
それで、その時に色々と学んだ教訓やアプローチをブラッシュアップし、いろんな療法のエッセンスを取り入れ、食と心のケアをフードサイコロジーとして2010年にやり始めた。そこを説明すると長くなるので、今回はカットしてしまうけれど、そういったものを経てできた、フードサイコロジーの核は、とても単純で「味わいのワーク」に集約された。
 

とても経済的なセルフマネジメント

味わいのワークというのは、食べ物をよく噛めば(味わえば)、消化しやすくなるように、感情もよく味わえば消化してくれるという体の仕組みを利用したもの。
 
体って不思議で、食べ物を食べた時に、「消化してね」ってお願いしなくても、「ちゃんと消化しよう」って意識しなくても、勝手に、しかもきっちりと消化してくれる。しかも、嫌いなものでも何度か食べていればだんだん気にならなくなるという適応能力さえも持ち合わせている。
 
味わいのワークは、その仕組みを心に応用したもの。どれだけ落ち込んでも時間が経てばある程度復帰できるように、心の問題についても、体はしっかり自己治癒力をお願いしなくても発揮してくれる。
 
フードサイコロジーでは、体を食でケアし、ワークで促進させる方法を取っている。だから、食養はとっても有効な方法なんだけれど、もう一歩進めていくのがフードサイコロジーって位置付けになるのか。。。
といっても、どの食養生にも元々は心のケアが入っていたんだけど、時代を経て、食べ物ばかりが注目されてしまったというのもあって、ユグラボでは、フードサイコロジーという名称を作ったわけだけれども。。。(だから、フードサイコロジーって特に新しいものじゃないんだよね笑)
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