カレー株式会社の業績をあげるには?

腕のいい料理人は、
会社の経営は出来なくても、マネジメントはうまくできるでしょう。
 
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なぜ、食に携わっている私がこんな事を言っているかといえば、
料理と組織マネジメントは、共通点があり、
料理の説明に組織論を組み入れてきたからです。
 
今日は、ちょっとだけファンタジーな世界にご案内です笑
 
会社は、会社という枠組みがあって、
その中に指揮をとる社長がいて、支える社員がいます。
 
これを料理に例えるなら、会社とは料理そのものです。
 
たとえば、カレーを会社に例えるなら。
カレー株式会社の社長は、料理をする人です。
そして、社員は、じゃがいもや人参、タマネギ、肉などの素材。
 
カレーが美味しくなる為にはどうしたらいいですか?
と料理好きな人に聞けば、
テクニックです。。とは答える人は少ないと思います。
素材の味がしっかり引き出されれば、
自然と美味しい料理になりますよというような気がします。
考えてみれば当たり前です。
カレーの味は、素材のうまみそのものが支えているのですから。
 
これを会社組織に例えると、
カレーがおいしくなるというのは、
会社でいえば、力が付き、結果業績の向上につながります。
また、会社組織も社員の力が発揮されれば、
自然と会社としての味わいも増えていく。
 
しかし、会社は料理のように簡単にはうまく行きません。
そこで、人を一人ずつ育てていくという話に
当然なってきます。
そんな時、通常とは違ったアプローチもあります。
育てるというよりも、大きな流れに乗ってしまいます。
 
昨日、デザインにも呼吸があるとお話した通り、
あらゆるものに呼吸があります。
 
料理にも呼吸があるように、
組織にも大きなひと呼吸があります。
その呼吸に逆らわずのってしまえばいいのです。
 
一人がノリ始めると、行列店に並ぶ人のように、
だんだんと人が、1人2人とノリ始めます。
 
そうすると、気づけばいつの間にか
みんなが一つの流れに乗っているのです。
 
料理を作りながら、素材の呼吸、
全体の呼吸、意識してみてください。
 
日常の呼吸に気付く事が多くなるはずです。

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