だいぶ更新が空いてしまいましたね。
メッセージを頂いていた方、これから返信させて頂きますね。
ついに、素材の呼吸にきく料理の本のゲラがあがってきました。また、機会を改めて報告します!
今日は、フードサイコロジーの食について書かせていただきたいと思います。
フードサイコロジーというくらいですから、からだをどうにかしていこうというよりは、こころがメインになります。こころを快適な状態にして、からだも快適な状態にしていこうという考えがベースになっています。
健全なからだには、健全な精神が宿ると、古代ローマから言われているように、からだの状態がよければ、意識も澄んでくるものです。これは、風邪になれば、なんとなく気分が落ち込んでしまうように、からだが病めば、こころも病んでくるということは、誰もが経験的に知っていると思います。
それに加え、最近では、こころとからだ、だけでなく、からだを作る食とこころの関係についても、よく言われるようになりました。例えば、上白糖がADHD(俗に言うハイパーアクティブ)や発達障害の促進要因の一つになっているといわれ、実際に白砂糖を取らない生活を送ったところ、それらが改善されたケースも報告されています。
フードサイコロジーでは、人には、もともと、こころの困難やからだの困難を解決する力が備わっていると考えていますので、からだの働きを妨げる要因を取らないようにしていけば、からだ本来の力が発揮できると考えています。
白砂糖は、その一例ですが、実際に、そういう生活を2週間でもいいので続けてみてもいいと思います。一切とらないでいると、からだとこころの変化に驚かれると思います。しかしながら、全く取らないようにしようとすると、私達は意志の力を借りないとなかなか難しくもあります。そこで、こころのケアが登場してきます。
こころの原因が食べ物にあるケースでは、食べ物を一部制限すると同時に、こころの向き合い方でからだの衝動をケアします。すると、自分で、無理に意志の力で長時間続けようとしなくても、だんだんとからだが欲しがらなくなっていきます。こころの問題をからだでケアしようと思うのに、こころでからだをケアするというのは、不思議なものです。まさにからだの神秘です。
話が少しもどりますが、白砂糖をぬく生活をしばらくする事になって、ここで、少し引っかかることもあると想います。そんな甘いものを抜く生活はできない!って思いませんか?
お菓子の世界では、甘みは旨みといわれているほど、人の味覚を騙して、満足感を与える要素の一つです。周りを思い浮かべると、うまい!と思うものは、ほとんど甘みがある料理や、お菓子だったりするのではないでしょうか?化学調味料のだしにも、もちろんうまい!と感じさせるための甘みが入っています。
私はお料理にお砂糖を入れるのを勧めていないので、基本的に砂糖は使いません。でも、パティシエだったこともあるので、お菓子は好きで、つくったり、食べたりします。デザートも砂糖を使わずに作ったりもしていました。そこで、そういったケースでも苦がなく白砂糖抜きの生活が実践できるように、シェフやパティシエの経験を活かして、調理法や献立のアドバイスをする事もしています。
だいぶ長くなりましたが、フードサイコロジーでは、美味しいものをお手軽に取りながら、日々実践可能な食のアドバイスをしたりもしています。
冬は腎を元気にしてポカポカに。腎を活性化する逆腹式呼吸
先日は、気とカラダのWS。 生まれたばかりの心と身体感覚が一つだった赤ちゃんの時から、人は肉体が成長するにつれて2つの感覚がしっかり分離していき、理性的に切り離せるようになっていくと立派な社会人になっていく。 それが今の