(ふかさわ)
昨日、ある療法家と話していて、不食の話を色々と聞かされてそうなのか〜と納得した。え?不食?食べないの?と思ったのなら、きっとこの話は、あなたにも役に立つはず。
僕も、以前お世話になっていた方が不食で、プラーナを食べているとおっしゃっていたので、7年前くらいに不食の事を知ったばかりなんだけど、始めは、ばかな、そんな話があるわけない!と思っていた、、、
でも、昨日の話でいくと、どうもプラーナを食べて生きている人が海外はもとより、日本でも出てきているという。
僕らは、なんの原動力で生きているのか?
ちょっと詳しく話すと、人間が生きて行く上ではエネルギーが必要なんだけど、僕らは普通、食べ物を食べて、消化して吸収しやすい形に整えた上で、吸収をしてエネルギーとして使えるようにしている。色んなエネルギーがあるけど、中学校とかで習った例を出せば、「ATPからエネルギーをとるとADPになりますよ〜』みたいに、僕らには、生きて行く上で食べ物からエネルギーを吸収するという観点をすごく身近に思っている。
でも、プラナリアン(プラーナ食べて生きている人々)は、プラーナをエネルギーとしてうまく活用できるから、食べ物からエネルギーを取らなくても活動できるようになるらしい。それをプラーナ率(効率)っていうそう。
食物かカスミか、プラーナをエネルギーに変換する率
例えば、プラーナ率25%という人がいたら、その人が必要なエネルギーの75%は食べ物から、25%は空気中のカスミ(プラーナ)から得ているという感じ。だから、その人は、普通の人よりも25%食べ物を取らなくても、空気中のプラーナから、25%を補える。ほおほぉ、じゃぁ、仙人みたいになってくるとほぼ100%はカスミを食べて生きるってことだ。。。
っと、理論的にはわかったんだけど、本当にそうなのかと疑いたくなる。
でもさ、この前ノーベル賞をとったニュートリノとか、まだまだ見えないけど存在する物質っていうのはまだたくさんあるんだよね。だから、プラーナっていうのは何種類くらいのものの総称かとか、科学でまだ定義できないんだろうけど、あながち嘘じゃないと思う。
実は、実践してみた、、、
僕は、結構自分で体験しないと信じないタイプなので、本当にそうかやってみた。といっても、断食したわけじゃなくて、普段は大抵2食なので、だんだん1食にして、二日で1食にするとか試してみた。
そうすると、あれよと言う間に、体重が落ちて、4キロくらい落ちた。元々そんなに肉付きが良い方ではないので、結構スリムになってしまった。。。で、体調の方はどうかというと、そんなに体調的には変わらないんだけど、頭は冴えてきて、活力もやる気もある。そして、お腹は空いているようなんだけど、特に食べようという気になれず、ただ次に食べるご飯が楽しみだな〜という感じで、難なく日常も仕事もこなせた。
ほんの少し経験すると浅はかな僕は、すぐに憶測をする。もしかしたら不食って、あり得るかもな、、、と。でも、本当に一理あるかも。
「良い食材」という前提条件を超える
それで、実践してみてわかったのは、次に食べる1食の重要性。もちろん、良い食材を使うという事はあるのだけど、それ以上に大切なのは、その食材に活力があるかどうか。つまり、どうやって調理するか。難しいテクニックとかそういうのでなくて、東洋哲学でいう食べ物の中の「気」をどうやって高めて調理していくか。その観点をいれるかどうかっていうのが大切だと切に感じた。
僕らは、栄養学とか食材の陰陽とか、食材が良い状態でいることを前提にした食養の理論を使ったりするけど、今の素材が時を経ても同じかわからない。それよりも、食材が本来の状態に近づいて、お役目を果たせるように、調理してあげる必要がある。多分、それが、お金がかからなくて、お手軽って意味での日常的でシンプルな料理だと思う。
ユグラボでは、そんな料理を「呼吸の料理」と呼んでいる。今回の話を聞いて素材の性質でなく、その中身を見るという僕らの方向性は、研究しがいがあるな〜と思った。
結局、長々書いたけど、今日の晩ごはんは、いただきます!っていつもより大きな声で言ってみよう。。。笑 いただく方の気持ち、これも調理するのと同じくらい大事。(あ、大声出すなら心の中でね。。。笑
>>
呼吸の料理について詳しく知りたい?
だったらぜひチェックしてみてください