オーストラリアから、こんにちは!(ゆうき)
日本は春を感じられる陽気になってきたと友人たちとのやり取りで聞いていますが、こちらオーストラリアは日中はまだまだ強い日差しで半袖でも十分です。
それでも朝は空気がツンと締り、秋と冬の混ざったような不思議な香りと空気感がでてきました。
ここオーストラリアは、英国の植民地であった影響もあってか、アロマセラピーやマッサージなど自然療法の分野がとても盛んで一般的な国です。
多くの人が、日本の様に政府が提供する医療健康保険(メディケア)とともに、民間の会社が提供する医療健康保険を合わせて持っています。この民間の会社の医療保険がカバーしている分野というのが、歯科医療、カイロプラクティック、フィジオセラピー、自然療法といった代替医療の分野です。
そしてリメディアルマッサージもその中の1つです。
リメディアルというのは治療的といった意味があります。このリメディアルマッサージはリラクゼーションマッサージとは違い、筋肉の状態をしっかりと確認し、不調和を起こしている部分とその原因を特定しながら、本来の健康な状態へと戻るようアプローチしていく治療的なセラピーです。
スポーツ、大規模農業などが盛んなオーストラリアにおけるその需要は年々増えていることから、医療保険でカバーされるようになりました。
リメディアルマッサージを学ぶにあたり、マッサージの基本的なテクニック、スウェディッシュマッサージをまずは学び、そこからリメディアルマッサージを学びます。
スポーツマッサージや、鍼灸といった治療的なものもある中で、なぜ私はこのリメディアルを選んだのか?
それはやはり肌に直接触れるケアであることが大きな理由です。肌に直接触れ、そしてより治療的であるという点に私は魅力を感じ、人の肌が直接触れるということで生じる効果、癒しの部分に期待を込め、私は学ぶことを決めたのでした。
正直、学んでみて感じていることは期待以上のことです。
マッサージの効果だけではなく、やはり人が直接肌に触れるということが生み出す効果は、自然治癒力を高める働きであったり、人と人のエネルギーの共有や、循環といった部分でもとても大きな効果があり ます。
また、アロマセラピーを加えることでその効果はより一層高まっていきます。
香りが与える効果や刺激だけではなく、精油が皮膚から吸収されることで生じる効果も含め、本当に素晴らしい相乗効果を生みます。ストレス社会と言われる現代において、こういったマッサージセラピーの可能性は、本当にまだまだ潜在的な部分も含めて、とても大きいなと感じています。
マッサージやケアでも、やはり重要なのは呼吸であったという部分も、私としては面白く、楽しい感覚です。
気の流れやエネルギーの循環と言われると、それはちょっとわからないな…と感じる人も多いと思いますが、
マッサージを受ける側は、呼吸でそれを感じることができます。
そして自分が感じている不調和を解消していくのも実は自分自身の呼吸であったりします。
不思議ですね。
セラピストはそのお手伝いをするにすぎないということを、今私は感じています。
ここにいると、日本に居たら少し不思議だと感じることや、はたまた怪しいと言われるようなことが当たり前に会話に出てきたり、スピリチュアルな世界が日常に溶け込んでいたりします。これからの日本にも必要な要素が、あるんじゃないかなと感じながら、日々生活しそしてき学んでいます。
日本でもこういったケアの効果を伝えていけるように、引き続きしっかりと学びたいなと思います。
冬は腎を元気にしてポカポカに。腎を活性化する逆腹式呼吸
先日は、気とカラダのWS。 生まれたばかりの心と身体感覚が一つだった赤ちゃんの時から、人は肉体が成長するにつれて2つの感覚がしっかり分離していき、理性的に切り離せるようになっていくと立派な社会人になっていく。 それが今の