あなたの愛情表現は現代的?原始的?

最近なんだか色濃い記事ばかりだけれども、
せっかくの機会なので、これも紹介。
刺激的だけれども、ちょっと面白い話。
 
先日出たアレクサンダー・ローエンは、
フロイト派の精神分析の研究者ライヒの弟子。
その為、リビドー(性的欲求)についても、研究がされている。
*リビドーは肉欲的欲求だけとは限らない。
 
それがとても面白い。
 
気功やヨガをやったことのある方なら分かると思うけれど、
呼吸というのは、口から入って、性器のちょっと上、
第2チャクラのあたりまで入る。
気功や武術では、下丹田といって、
ここに気が充実すると力が発揮できるとされる。
 
空気(酸素など)は、エネルギーのため、
下腹部まで呼吸が入る人は、
そこに最終的なエネルギーがチャージされる。
そのエネルギーを適正に使えるうちはいいけれど、
途中にブロックなどができて適正に使えなくなってくると、
その抑圧を行動で満たそうとしてしまう。
エネルギーは蓄えたらしっかり使わないといけない。
その表現の一つが、セックスというのが、ローエンの捉え方。
 
自然界でされているように、普通は、
男性が女性に後ろから覆いかぶさるようにしてする傾向があるが、
現代社会で暮らす私たちは少し違う。
向き合って、正面同士でするのを好む人も多い。
これは、相手に対する感情の高まりから、
目で見ながら感じたいと思う、現代的欲求だそうだ。
 
確かに、赤ちゃんの抱き方でも、
先進国は、向き合って抱く人が多く。
途上国では、おぶる人が多いという統計も見たことがある。
 
昔は、日本でも、背におぶる人が多かったと思う。
確かに、自分の感情的な抑圧を、
感情の伴う行為で満たそうとするところは、
現代人には、少なからず要素としてある。
機会があれば、意識してみると、
自分自身に向き合うことになり、
パートナーをより深く愛する事にもつながる。
愛情表現は、自分の内面のクリエーションだ。
 
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