子供の発想力を伸ばすワーク

ふかさわ@フーコロ
具体的にいうとネタバレするかもしれないので、色々伏せて書くと、この前、とある会食に参加させて頂いた時に、今の若い人は責任感も向上心もないけど、それが新人類で、これからのリーダーシップが変わろうとしているというような話が出た。
僕は、子供に勉強教えるのを自分の為の趣味として18の時から続けてきているのだけれど、とても話に納得してしまい、言葉が出なかった。
今の子供さんの中にも、確かにそう言う人をチラホラ見かけるようになった。一見無責任で、向上心もなく何事にも無関心に見えるのだけど、心の中では何か熱いものを抱えている。
それを、大人が今までの価値観でやる気を出させようと、何か方向付けを強制してしまうと、ものすごい反発をされるか、その熱いものを見つからないように内側に隠してしまう。逆に、本人の中の熱いものをベースに自分で行動を起こすと、普通では考えられない事も難なく成し遂げるものすごい力を発揮する。
こういうタイプの場合、周りが管理すればするほど、やる気と創造性を失いやすい。もちろん、管理してほしい子供もいて、特に学校の勉強なら、管理した方が短期で結果は出やすい。
でも、長期で見た時には、時間はかかるかもしれないけれど、子供にあぁだこうだ言わずに、本人が自分で情熱に火をつけるのを促し見守る方が上手くいく。(僕もいろいろ試してみたけれど、無関心でなくて見守るのがうまくいく気がする。)
これは、僕がとある学習塾で管理型と放任型のマネジメントを1年ずつ試したのを見た事があった経験からで、後者の方が上手くいったのを見てそう思った。
管理型だと、子供の情動と切り離されたカリキュラムが提供されていく。と言うよりは、カリキュラムの順番が決まっているので、上手く子供の学びたい欲求に対応しにくく、心と頭が分離しやすい。だから、テスト前以外では全然やる気が起こらない事が多い。
逆に、本人ベースだと最初はテスト前日にならないと焦らないかもしれないけれど、だんだんと、自分で先を読む力がつくか、学習能力がかなり向上する。
こう考えると、この一連の原因は子供にはなくて、むしろ、それを見守れない方の問題だと思えてくる。見守る事ができないと、子供のプロセスに介入するか、イライラを断ち切ろうと無関心になる。どっちに偏ってもダメ。
フードサイコロジーでは、どっちにもいかず、ちゃんとそこにいる為のワークをしている。子供さんに悩む親御さんとかにもおすすめ。
*今フードサイコロジーのワークはリニューアルチュウなので、ご興味のある方は下記の無料講座にご登録いただくか、お問い合わせよりお問い合わせください。追ってご案内させて頂きます。
 

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深澤大輝 (Taiki Fukasawa)

ココロの食養家。ユグラボを主催。ひらめく力を磨き、今の自分にあった滋養食を作る「呼吸の料理」を提案。食と心のケアから、自分らしいライフスタイルを生きるフードサイコロジーを提案。知識を実践的な知識と感覚に落とし込む大人や子供の教育、食育に力を入れている。

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