お料理の温かさと人間関係

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前回記事を書きながら、
ふと思い出したので、自分の反省ついでに
もうひと記事書こうと思います。
書きながら、自分の今までを振り返っていたのですが、
いや、お粗末なもので、熱された人間関係よりも、
温まった関係の方が自分にとっては心地いいな~と思っていました。
温かい方がいいと書きながら、
やっぱり熱するように温まったものは味わいがすくなくて、
結果的にドライになりやすいなと思い、
自分の過去の関係を省みていました。
お料理も一気に火を入れようとして、加熱すると、
味わいのない料理に仕上がる傾向があります。
例えば、強火で沸騰したお湯でジャガイモを煮ると、
甘みや美味しさが引き出されずに、
火が通ってしまいます。
逆にゆっくり火を入れてあげると、
素材でいた時以上の美味しさがでます。
これは、野菜の酵素が活性化する為だとの研究もありますが、
また、機会を改めて触れる事にします。
 
ビジネスマンの定石に、
「人と仲を深めるには、会っている1回の長さよりも回数が大切」
という言葉がありますが、
短くても何度も会っている人は、だんだんと人間関係ができてきて、
信頼が生まれるそうです。
 
自分で熱することなく、
温まるのを待てる心の余裕をもちたいと、
自分にとっても耳が痛い話ではありますが、
これからも邁進していきたいと思います。
 

 

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