ローフードは無敵か?

ふかさわ:
ベジーさんの特集で、まかない料理を作らせてもらいました。卵使ってないのに卵の味がします笑 ちょっと遅くなってしまったけれど、先週末発売らしいので、本屋さんにいったらお手にとってみてください。
そういえば、全然話違うんだけど、この前、ある所で提供する料理の相談にのっていたとき、ローフードの事を話していたんだけど。。。

ローフードは和食

ローフードのメニューでパスタってよく目にした事があるんじゃないかと思う。パスタって言ってもロー(火を通していない)から、野菜を麺のように切ってパスタに見立てるもの。
まぁ、パスタって、ペーストって意味だから練りものじゃない時点でパスタじゃないんだけど、そういうの言い出したら止まらないので、一旦置いといて。。。)
それで、そのメニュー一緒に見てたら、「これって日本でいう『ツマ』やろ?」みたいなん言われて、そうそうツマです。人参とか大根とかで作るような、お刺身に添えるようなそれです。っていう話になった。
これは、料理作っている人の中ではよくある話なんだけど、普通の方から言われると、やっぱそう見えるんだなって、ちょっと納得。出す方は、おしゃれで活気的だと思っているのに、お客さんにはあまり魅力的じゃない事もある。

日本のローフード

海外から入ってくると、なぜか歓迎ムードな、OMOTENASHI感たっぷりの日本だけれど、日本にもローフードがちゃんとある。
いくつかあるけれど、その中に西式健康法というのがある。西勝造が作った、食や体の動かし方、生活の仕方など、生活全体にアプローチする健康法で、食は生食使った食事療法。その当時は、まだまだ回虫症などが多く、野菜は火を入れて食べた方がよかったが、西式健康法では、生食だけをしていれば、回虫を追い出す力があるとしていた。
僕は、本(ふだん料理革命)に、有機野菜でも、寄生虫や菌類によ害が現代でも影で話題を作っていて、調理前の熱処理や下ごしらえの仕方次第で、その害を出す事ができると書いたけれど、この西式の話を取り入れるなら、生の食材だけを取り入れるローフードは、多分その害があっても排出できる体質へと体が変換されていくんだと勝手に推測している。
ただ、西式でも書いてあったけど、生と調理したものの2つを一緒に取り入れては、排出する力が働かないという話が書いてあった。生活の1部だけをローフードにしている人は参考に。
まぁ、珍しく込み入った話をしてしまったけど、食事の選択は、自分の体に合うものを選択できるかにかかっているのは間違いなくて、その感覚を鍛えていくと、頭の欲望にとらわれず、今の自分に必要な食と近づけて選択する事ができる。
>じゃぁ、感覚はどうやって鍛えるのか?

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