仕事と好きなことの裏返し

秋雨が続き、秋らしく、落ち着いた雰囲気が漂うようになって来ましたね。

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最近というか、昔から、仕事についての相談を受けることが多々あります。

自分の大好きな事を仕事にしたいと思っている人は多いのではないでしょうか。

 

先日、自分のしたい事はホントにそれなの?っというような記事を書きました。

 

私の場合、相談をされる方で多いのは、

自分は別のことが好きなので、

今が人生の転機だと思い、転職をしたいが、

迷っているという場合です。

 

職場の環境がきつかったり、体力的にしんどいかったり、

やっぱ人生、好きな事をやって過ごすべきだと思う。

という風に大抵は思っているか、いっしゃいます。

 

私は大体そこで聞くことにしていることがあります。

「じゃぁ、環境が変わったら今の仕事をつづけるか。」

 

そうすると、大抵はすぐに「いいえ」とは返ってきません。

 

その場合は、実際に困っていたのは仕事ではなく環境なのです。

 

仕事自体がいやになったから転職するのではなく、

環境がいやだから、好きな事をしようとしていたのです。

 

しかも、好きな事というのは、この場合では、自分が好きな事ではなく、

社会が良いと思う職種や、世間から評価される職種を選びやすくなります。

 

これは無意識の内にそうしてしまうので、本人は気付いていませんが、

周りや自分から自分自身が評価されない状況を変えよう

という想いの裏返しがここにきてしまいます。

 

なので、こういシチュエーションに陥った事のある方は思い返せば、

花形の職業や、一種の憧れのような刺激的、魅力的な

職業を考えた事があるのではないでしょうか。

 

しかし、ストレスが心身に直接的に

かなりの影響を及ぼしているのであれば、

考える必要がまた別に出てきますが、

そうでない場合は、気持ちを十分い味わうことを勧めています。

 

心身は想い癖と食べもので作られているので、

フードサイコロジーのように、

心と食べもの両方を味わい、アプローチすると、

自然と、ストレスになってた事が気にならなくなり、

周りが自然と変わっていく現象がでてきたりします。

(前回記事参照)

転職や好きな事をしようというのは大事だと思いますが、

自分のストレスや思い癖をじっくり味わって

心のくもりをとることで、

自然とやりたい事が見えてきます。

きっと大好きな事は、見つけるものではなく、

すでにあるそれに気付くものではないでしょうか。

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