最新海外流ワークスタイルは昔スタイル??

(ゆうき)
3月末、そろそろ秋の気配を感じるものの、日中はまだ30度越えの気温が続くブリスベンです。
 
先日、ゴールドコーストにあるマウントタンボリンへいってきました。
サーファーズパラダイスから車で45分くらいのところ。
近くには、世界遺産にもなっている森、ラミントン国立公園グリーンマウンテンもあります。
山頂からはゴールドコーストのパノラマが展望でき、おしゃれなコテージ、カフェがならび、
また、アーティストが多く住んでいることからギャラリーウォークと呼ばれる通りには、
陶器や工芸品などを扱うおしゃれなお店もたくさんあります。
頂上からの景色、カフェからの景色の、雄大さ。
くうきがより澄んでいて、肺の奥深くまで呼吸が通る気持ちの良い感覚。
土地自体もとてもパワーがあります。
ただそこに居るだけで、なんだか癒される感じのする場所。
そこに住んでる人たちも、ベランダや、デッキで優雅に景色を眺めながら過ごす。
アーリーリタイアした人や、老後の生活を優雅に過ごす人といった感じです。
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オーストラリアの多くが、シティから少し離れるとすぐに雄大な自然あふれる土地へと景色が変わります。
特にこのクイーンズランド州は、シティ自体もさほど大きくなく、車ですぐに海や山といった自然の中に行くことができます。
オーストラリアでの生活は、とても自然のリズムに沿っている気がします。
朝早く起きて夜は早く寝る。カフェも朝から出勤前の人で溢れています。
日本の様に夜遅くまでやっているお店はほとんどありません。
会社帰りにどこかでお茶でもと言ってみても、開いているのはバートそれに準じるお店程度。
木曜日のみがショッピングデーでショッピングセンターなどは21時まで開いていたりしますが、
普段は17:30には閉店してしまいます。
オーストラリアに来てすぐのころは、スーパーに行きそびれてしまって何もない夜を過ごしたり、
夜の時間をやや持てあましたりする感じがしましたが、このリズムに慣れてくると、健康的だなと感じる部分や、
家で過ごす時間、家族で過ごす時間の使い方について考えさせられる部分があります。
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オージースタイルの休日の過ごし方は、まさにアウトドア。
外に出て自然の中で家族で何かをするスタイルがとても一般的。
キャンプとまではいかなくても、公園で過ごす、BBQを自宅でする。
どの家庭にもBBQセットは必需品。隣近所や友人と集って、お酒とBBQと…。
リラックスの休日がそこにはあります。
日本の生活と比較すると、
オーストラリアの生活は、働きすぎることなく、ゆったりとした時間をしっかりと確保し、
家族で楽しむことがとても大切にされています。
文化や歴史的背景の違いはありますが、違う土地で生活をしてみると、
自分の価値観や生活観にはなかったものが見えてきます。
勤勉さは日本人の誇るべき国民性の一つでもあります。
ただ、ストレス社会、過労、うつ病などが当たり前の様に言われている現在の日本にとって、
少し取り入れるべき要素がここにはあるのではと感じています。
生きづらさとして感じている人も、それにまだ気づいていない人も、少しそれを手放せるような
きっかけがきっと必要なんだろうなと。

Don’t work to0 hard.

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こちらの家族の中で当たり前に使われているこのフレーズ、日本の家庭にも必要なフレーズなのかなと感じます。
日本の企業も少しずつ変化してきていますね。
ホワイト企業と呼ばれる企業が注目され、働くということが少しずつ見直されてきています。
日本の働き方も少しずつ変わり始めている。
働く人が気持ちも身体もどのようなコンディションなのかはとても重要なこと。
そこにアプローチできるきっかけになれるようなことが出来たらよいなぁと、そんな風に思っています。
 

→ 私がオーストラリアに行くのに一役になった講座はこちら

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