能動・受動どちらでも無い視点と発想

ILLUSION inc
昨日の投稿、メッセージやコメントありがとうございました。
内容というよりも、自分の内側に知らずためているものに、
気付くきっかけになればいいなと思います。
この中立的視点ですが、
先日、ミドル・セルフマネジメントという話をしました。
第3者的視点を持つことの大切さは、
古い言語では、価値観の中にしっかりと組み込まれていました。
古代言語を専門にしていたわけではありませんが、
先日、FBで書いた記事を転載します。

ミドルセルフマネジメントは、middle + self managementだ。
middleというのは、middle voice(中動態)のこと。
ギリシャ語やサンスクリット語などには、
能動(~する)、受身(~される)でもない中動態が存在する。
I find myself in the mirror.のように、
私が見つけて、私自身見つけられる場合には、中動になる。
この形は、後に受身に吸収される形で使われなくなっていく。
私はギリシャ語を勉強していないが、
数や対象を大切にしたクラシックなサンスクリット語では、
起きている現象を傍観する視点が動詞に組み込まれていたように思う。
middleは、主に主語(動作主)が目的語になる際に対して
使われているからなおさら不思議だ。
日常に、ミドル的視点を取り入れていくことで、
作る料理の味わいが増えるだけでなく、
日々の味わい方もうまくなる。

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